フレンチブルドッグについて

フレンチブルドッグについて

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◆大きさ

体高:30㎝前後

体重:8~14kg

◆毛質

フレンチブルドッグの毛質はやわらかく、なめらかな手触りの短毛。季節ごとに生え変わるため抜け毛は多いので、その時期だけは普段よりもこまめにブラッシングしてあげるとよいでしょう。

◆毛色

フレンチブルドッグの毛色の主に4種類あります。まずは、白系のクリームです。この毛色はクリーム色の単色ですが、明るい白色に近いものから茶色に近いものまでもあります。

次に茶系のフォーンです。この毛色は全体的に金色っぽい茶色がベースの色です。フォーンがフレンチブルドッグで一番多い色です。

次に黒をベースに茶色などの差し毛が入ったブリンドルです。真っ黒に見えるタイプと差し色がはっきり見えるタイプがあります。

最後に白をベースにブリンドルあるいはフォーンの斑が頭部や体に入った“パイド”です。この斑には様々に入っておりバリエーション豊かです。

◆飼い方

フレンチブルドッグは暑さ、寒さに弱いです。そのため、室内で飼うことをおすすめします。犬は汗をかかない動物です。そのかわりにハアハアと荒く呼吸をすることで、口の中や舌からの気化熱で体温を下げて体温を調整します。

例えば、全身から汗をかける人間よりもずっと効率が悪く、体温調整が効率悪いのが犬の特徴ですが、マズルの長い犬ならば体温調整がある程度対応できます。しかし、鼻ぺちゃ犬であるフレンチブルドッグでは体温調整がうまくいきません。

夏場はエアコンをかけてあげて、冬はエアコンなどで部屋全体を暖めてあげて、できれば暖かい服を着せたり敷物を調整してあげてください。飼育温度は18度~25度を目安にすると良いでしょう。

フレンチブルドックは、好奇心旺盛で活発ですが、運動量は普通な方です。朝・夕の散歩程度で良いでしょう。本当に軽めでよいので、長時間の散歩は必要ではありません。

暑さに弱いので、夏の昼間の時間は避けて、朝方や夕方に散歩してください。かえって、暑かったり湿気が多いと調子が悪くなってしまうので、あまり長く屋外で過ごさせない方がよいでしょう。 フレンチブルドッグの散歩はその子の体力に合った適度な散歩をするだけで十分です。

フレンチブルドッグはご飯大好きなので、他の犬種と比べてご飯をしっかりたべます。そのため、肥満になりやすい犬種でもあります。肥満は生まれつきしずらい呼吸をさらに圧迫し、糖尿病などの肥満病だけではなく、呼吸器にかけての様々な病気をも引き寄せることがあります。ですから、適度な食事を与えてください。

フレンチブルドッグは被毛が短いため、手入れは基本的簡単で、日頃の管理としては軽いブラッシングだけで十分です。フレンチブルドッグの飼い方で大事なのは顔の手入れです。やわらかな布や綿棒を使って、週に1度はシワの間を拭くなどして、清潔に保ってあげてください。

ほっておくと、食べ物のカスやホコリなどがたまり、湿疹ができてしまったりで皮膚病の原因になるので、注意してください。

◆病気

フレンチブルドッグは、元々鼻が短く呼吸がしづらいので、 体温調整が難しい犬種です。熱中症にかかりやすいので、夏場の温度調整の管理をしっかりしてください。散歩も朝や夕方の時間にするようにして、昼間の暑い時間は避けましょう。

また、気をつけてもらいたいのは、肥満です。食欲旺盛なところがあるので、食事を調節してあげてください。適度な運動をさせて肥満にならないようにきをつけてください。

フレンチブルドッグは皮膚が弱いのでアトピーやアレルギーで、皮膚に蕁麻疹ができたり、炎症しやすいです。顔の手入れをして、皮膚を清潔に保つなど工夫をしてあげましょう。散歩の時は、草むらには行かせないよう心掛けして皮膚病にならないようにしましょう。

あと、かかりやすい病気として股関節形成不全、そして膝蓋骨脱臼があげられます。股関節形成不全は体と後足をつなぐ股関節部分に緩みと変形が生じ、痛みのために犬が自分の体重を支えきれなくなり、歩けなくなってしまう病気。主に先天的な原因によって起こります。

膝蓋骨脱臼は、膝のお皿に相当する骨が内側に滑り落ちる状態になり、ひどくなると慢性的に痛み、びっこをひくようになります。これは先天的なものと、外傷などによる後天的なものがあります。

いずれも、症状が出たら、獣医さんに診てもらってください。


 

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