ジャックラッセルテリアの歴史

ジャックラッセルテリアの歴史

ジャックラッセルテリアの歴史

ジャック・ラッセル・テリアは19世紀中半に、イギリスのデヴォンシャーに住んでいた神父ジョン・ラッセルが生み出したワーキング・テリアが発展して生まれた犬種であると言われています。

神父が狙ったのはキツネ狩りでフォックスハウンドとともに走り、獲物が逃げ込んだ穴に勇敢に入り込むことのできる小さなテリア。そのためさまざまなワーキング・テリアの交配を行い、この犬種を完成させたそうです。

名前の由来は、ジョンの別称:ジャックからジャック・ラッセル・テリアと付けられました。 ジョン・ラッセルはジャック・ラッセル・テリアを、キツネ狩り以外の場所に出すことを拒み続けていたため認定された犬種ではありませんでした。

以後、ジャック・ラッセル・テリアの愛好家により、イギリスでは1991年に、パーソン・ジャック・ラッセル・テリアとしてコンフォメーションクラスに認定されました。

イギリスにおいて基礎犬となったフォックス・テリアにボーダー・テリア、ビーグルなど他犬種の交配を繰り返し猟性能が高い犬種として作り出されたジャック・ラッセルア・テリアは、その後オーストラリアでコーギー等と交配され一般家庭でも飼い易い愛玩犬に改良されてきました。

日本でよく見かける足が短くて胴が長いタイプのジャック・ラッセル・テリアは、オーストラリアで改良されたジャック・ラッセル・テリアです。 現在イギリスでパーソン・ラッセル・テリアという名前が付けられたのも、オーストラリア系のジャック・ラッセル・テリアと区別するためでした。

1990年代になると、ジャック・ラッセル・テリアは、映画やテレビなどのメディアに登場して人気が上昇し、人々から大きな関心を集めることになりました。

このような急速すぎる人気の上昇によって、この犬の頭数は激増し、一時は正常な繁殖ペースが保てなくなるのではないかと心配されるほどでした。 かわいらしい外見をしていますが、非常に気が短くてわんぱくなので、誰にでもすすめられるという犬種ではありません。


 

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