ウェルシュコーギーペンブロークの性格,特徴

ウェルシュコーギーの性格、特徴

kogi3

ウェルシュコーギーの特徴と言えば、胴長短足で尻尾のないプリッとしたお尻でしょうか。ウェルシュコーギーは牧羊犬として飼われていたので、家畜の足元を素早く駆け抜けられるよう胴長短足に改良されました。その歴史から、胴長短足の特徴がうかがえます。

しかし、尻尾のないお尻はどうでしょうか?歴史的に見ると、もともとは家畜に尻尾を踏まれないために、牧羊犬として働くウェルシュコーギーの尻尾を裁ち落としていたのですが、現在ではスタンダード(犬種標準)に準じるために行なわれています。

よく比較されるのが、ウェルシュコーギーペンブロークとウェルシュコーギーカーデイガンの違いで、ウェルシュコーギーのペンブロークは尻尾がない、ウェルシュコーギーカーディガンは尻尾があると比較されます。

実際にはウェルシュコーギーペンブロークには尻尾があるのですが、生後1週間に断尾します。尻尾のないお尻が特徴であり、魅力で人気がありますよね。

しかし、一部の専門家の間では、もはや断尾の必要性はないという意見もあります。最近、ウェルシュコーギーペンブロークの故郷とも言える英国では、これらを動物愛護の精神からはずれるものとして、禁止する方向にあります。

将来どうなるかわかりませんが、このままの流れで英国でウェルシュコーギーペンブロークのスタンダードが尻尾があるになれば、他の国のスタンダードが変わる可能性があります。

そうなれば、わが日本においてもウェルシュコーギーのスタンダードが変わるかもしれません。自分の意見ですが、断尾が行われないようになって欲しいですね。初めは違和感があるでしょうが、慣れてしまえば、尻尾のあるウェルシュコーギーも魅力的でしょう。

ウェルシュコーギーの他の特徴は日本犬にも似たきりっとした顔立ちと、ふさふさとした被毛、キツネのようにピンと立った耳などが特徴的です。

ウェルッシコーギーの性格は、牧場や農場で、家畜の番をしていたので、警戒心が強く、番犬としての性質を持っています。その警戒心が強いため、いろいろな物音に反応するので、無駄吠えしないように躾をしなければなりません。躾ができれば、一人で留守番できるので、留守がちな人や一人暮らしの人に最適な犬種です。

ウェルシュコーギーの性格は、また人に従順で賢いです。ですから、躾はしやすいです。きちんとした躾をしてあげれば、とても良いパートナーとなってくれるでしょう。

ただし、躾を首尾一貫していないと、賢い分扱いにくくなったりします。たとえば、指示する言葉を統一したり、その日の気分で叱ったりしないようにしましょう。賢いので、不信感を抱いてしまいますからね。他の犬種も同じことがいえますが。

ウェルシュコーギーは、好奇心が強く勇猛果敢な性格でもあります。勇猛果敢な性格は牧羊犬だったこともあり、自分の何倍も大きい家畜を一頭で、統制したことからの名残があるのでしょう。好奇心が強い性格は、とにかく遊ぶのが好きです。こちらが、疲れてしまう時もあるぐらいです。小さい子供とも相性がいいので、小さい子供がいる家庭にも飼える犬種です。

牧羊犬だった名残りから、噛む癖があります。ウェルシュコーギーは、牛や羊を誘導するために踵(かかと)を咬んだり吠えたりして、誘導していました。子犬の時に足首にじゃれて甘がみをされたり、ソファーなどの家具の足をかまれたりするので注意してください。

どの犬種でも、子犬の時は、歯が生え変わるのときに、ムズムズしてかむことも多いですが、人のかかとに噛む癖はウェルシュコーギーの特徴でもあり、歴史的背景からでしょう。


 

ウェルシュコーギーペンブローク関東子犬販売情報へ

 ウェルシュコーギーペンブローク全国子犬販売情報へ